高齢者の転倒外傷を科学する③
今日も頸部骨折がらみです
(ひっぱるねー。という突っ込みが入りそうですが、
それだけ奥が深いということ?!)
特に今日の話題は病棟看護師にピッタリ?
さて、シリーズ3回目の今日は
ふとした処置中に気が付く頸部骨折!
…具体的には…
(転んだ・ぶつけたという病歴のある人で)
側臥位などに体交して痛がる場合は頸部骨折を強く疑え!です( Am J Sports Med. 1996, 24: 168-176)
原文ではpain on log roll testとして紹介されています。
考えてみれば、当たり前なのですが、
折れている頸部付近を体交で刺激するので
感度100%、特異度33%とのこと
改めて、
転倒後の高齢者が体交で痛がれば、頸部骨折を疑え!
日々是勉強!