電話もスキル、一度見直しを②
電話もスキル…、一度見直してみませんか?
というお話の続きです。
昨日以下のような電話は嫌がられるというお話をしました
・電話できる状態か確認しない
・単刀直入に目的を言わない
・話す内容をまとめないで電話してくる
これはいずれも、
電話は(電話先の)人の時間を使っている
というところの欠如から来るというお話でした。
さて、一方で医療関係者なら
(分単位で)緊急を要するので、急いで電話相談が必要
というケースがあります。
そんな時は電話する側も慌てていて、十分な準備をせずに電話し、
上記の悪い例パターンになってしまうということも…
是非、そんな時にでも使ってほしい
思考整理&情報伝達ツール:SBARのご紹介です。
Situation:状況 → (患者さんなどが)どういう状況?
Background:背景 → 臨床的背景(≒2-3行の簡単な病歴)
Assessment:考察 → 自分はどう考えているか?
Recommendation:提案 → 相手にどうしてほしいか?
を端的にまとめて、1-2分で伝えるという方法です。
これなら昨日の”イラっと電話あるある”の
・単刀直入に目的を
・話す内容をまとめて
などはバッチリクリアできますね。
加えて、冒頭で電話できる状態か確認すれば完璧です。
ここには具体的な例も書いてありますので、
一度読んでイメージを膨らませてください
このSBAR、普段の電話でも変形して応用可能なのもうれしいところです。是非、明日から使ってみてください。
日々是勉強!