脳梗塞治療、全速力のバトンリレー
- 俊一 柴崎
- Nov 30, 2018
- 2 min read
今日もまたおとといの話に戻し、tPAの話をひっぱります
(…って、ひっぱりすぎ?)
今日は前半:救命士、後半:ERスタッフに向けてです。
前半:Time is brain。ささっと運ぶ。
この言葉は、プレホスでは有名ですよね
CPSSのごろ:FASTの中にも、最後にT:timeが入っています。
時間を1秒でも惜しんで…という話です
もともとはTime is moneyをもじった言葉なのでしょうが、
いいえて妙だなーと思っています。
この意味合いは、
積極的な治療であるtPAや血管内治療に治療開始時間に制限があるから…というのは、救命士さんならいうまでもないですよね。
(血管内治療のあれこれは、また後日)

後半:バトンを受けたからには全力で走りきる、DTNを意識しよう!
さて、ここからは院内、ERスタッフに向けてです。
この1-2年でDoor to Needle time(DTN time)が強く言われるようになってきました。急性冠症候群におけるDoot to balloon timeに対応する概念で、病院に到着して(Door)から、ルート確保していざtPA開始するまで(Needle)までの時間を指します
AHA 2018ではこのDTNが60分以内が望ましいとのこと
皆さんの施設ではDTN<60分達成できていますか?
急性冠症候群のDoor to balloonと異なるのが、
検査時間が大きくかかわるです。
①禁忌除外のために採血重要 ②MRIなどの画像がどうしても時間がかかる
上記2点がボトルネックです。
②急性冠症候群(特にSTEMI)の診断なら、ECGが主で、数分で終わるのでしょう。しかし、脳梗塞の場合、(施設によって異なるのでしょうが)CT or MRIで、MRIの場合には十分以上の時間がかかってしまいます。
∴時間管理としては、急性冠症候群以上に高いレベルが求められる
→来院してすぐに採血して、そのまま画像へGO!みたいなイメージ
日々是勉強!
Time is brain。ささっと運ぶ。
バトンを受けたか力で走りきる、DTNを意識しよう!
日々是勉強!