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VANを分解する:失語評価

昨日同様、ISLSでお世話になった野村先生のブログを中心にご紹介します。

救命士+研修医向けです

6時間を超えても血管内治療の適応に場合によってはなる

ELVOを疑うには片麻痺+VANとお話しました。

VANのうち、今日は失語です。

ここにあるように

失語は大雑把に2つに分かれて

運動性失語:(理解はできるけれど)言葉の表現ができない

感覚性失語:(変な言葉は出るけれど)言葉の理解ができない

そして、その両者の組み合わせの全失語になります

野村先生曰く、全失語は「言葉の通じない外国に言った感じ」

NIHSSではこの程度の重さから点数付けをしておりますが、

プレホスではそこまで求められません

(…と個人的には考えています)。

イメージとしては、

開眼はしている(or 刺激でする)けれど、

指示が入らない or しゃべってくれずになんか変というときには、

失語を疑え!です。

(もちろん、本人がしゃべろうとしているも単語が変や

言葉がうまくつながって出ないならば失語であることは言うまでもありません)

日々是勉強!

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