仕事も”トリアージ”
今日は週1回の徒然読書感想;オススメ本をご紹介します。
今回は春・新年度のシーズンなので、若手医師のための簡便な参考書のご紹介。
ずばり、
10の仕事を1の力でミスなく回す トリアージ仕事術
医師は1社会人にもかかわらず、
十分に「仕事をどうこなすか」などのオリエンテーション~教育体制が不十分で
野放しという施設も悲しきかな多いのが現実。
でも「仕事はどんどん回ってくる。どうしよう?!」
そんな若手Drへのメッセージです。
筆者の 裴 英洙は医師でありながら、(しかも外科医→病理医)、
その後にMBAを取得して企業するバリバリのビジネスマンという方。
そんな筆者が送る仕事術です。
医師にとって馴染みのある「トリアージ」という表現を用いながら、
仕事の優先順位や、ちょっとしたコツを紹介してくれています。
印象的なところを一部お伝えすると…
①仕事は緊急度×重要度で優先順位を。緊急度高い&重要度が高いのが最優先なのは当たり前。緊急度は低いが重要度が高い仕事を早めに手を付けるのがコツ
②(朝など)気分が乗らない時に、まずはデスクの掃除をする。掃除を始めて気分が乗り出したら仕事に向かう。
それは、作業興奮: 作業を始めてみるとだんだん気分が盛り上がってきて、やる気が出てくる ため。
③余分な情報は捨てる:出典がない情報、数字がない情報、5年前の情報、A4サイズ1枚以上の情報
などなど。
他にも印象的なフレーズ、示唆が複数あります。
是非、仕事をうまくこなせていないな…という人は
手にとって読んでみることをおすすめします。