上司を味方にすれば、仕事は楽になる
今日は徒然読書感想。
新人さんがあれこれ悩む、昇進して立ち居振る舞いであれこれ悩む
そんな春の時期だからこそ、おすすめする本です。
今日は上司を味方にする技術
なかなかキャッチーな表紙絵ですねw
さてさて、皆さんは、今の上司に困っていることありませんか?
「うちの上司は使えなくてサー」と愚痴をこぼすその前に
なにかやれることはないでしょうか?
いわゆる「ボス・マネジメント」ってやつですね。
この本の極論を端的に言えば、
自分も上司も感情の動物(この本ではこのような表現はされていませんが、いわゆる”system1”というやつです)
そこをうまくついて、コーチングしてみよう!
です。
一部、具体例を覗いてみましょう。
部下が持つことが望ましいマインドセットとして、
この本では大きく3つ紹介されており
①上司を立てろ=だめ上司というレッテルを貼るな
・上司はライバルではない、信頼関係を築け、自分の評価を優先しすぎるな
・人間には∞の可能性がある、ダイヤモンドの原石(松下幸之助)
②環境が悪いというのは、現実逃避の言い訳
③コーチングアップが1つの答え
コーチングアップ
ここではさらにその具体的な方法として
A:傾聴:参考になります、知りませんでした、ありがとうございます
B:質問:open questionはなるべくしない。yes/no, 念押し、選択肢を選ばせるなど
C:敬意と感謝:態度が大事
D:ホウレンソウ:あえて悪いことほど積極的に
E:提案:使い分けが大事
…でいきませんか?(YES引き出す提案)
A,B,Cと案がありますが、どうでしょう?(選択肢から選ぶ提案)
…という案もありますが、どうですか?(視点を変える提案)
…という案についてご意見いただきたいのですが(意見を求める提案)
*上級編では、あえて98点の提案をし、残り2点を上司にうめさせて満足させる
などなど…が紹介されています。
コーチング?上司を?と思われる方もいらっしゃると思います。
個人的にはこのコーチングをその上司に使ってみるかどうかの判断に
「上司の人柄・仕事能力診断」を行ってから(私が医者だからこその視点?!)
実施しています。
「上司をどう診断するの?」というのは
別の本で紹介されていたので、また別の機会に。。
あなたは、「上司のせいで、仕事で損をしている」と思ってませんか?
なら、まずはこの本、読んでみませんか?