春眠、暁…?
今日は徒然読書感想をお送りします。
もう「春」というよりは「初夏」ですが、
春眠暁を覚えず…という言葉があるように、
いくら寝ても寝たりない、そんな人はいませんか?
一方で、春は新しい環境に変わる人が多く、ストレスで寝付けない
…なんて人もいるかもしれません。
そんな睡眠リズムが乱れやすい?!春だからこそオススメしたい一冊
極論で語る睡眠医学!
結論から言います。
研修医はもちろん、睡眠薬を処方しうる医師すべてが診療科に関わらず読むべき本です。個人的には、最近読んだ自分の専門外の入門書で、最もワクワクしながら読んだ一冊です。(睡眠医学自体の面白さもそうでしょうが、著者の河合先生の文章のうまさもあるのでしょう)
多くの人に読んでほしいからこそ、あまり多くは語りませんが…
その例として
①極論で語る睡眠医学!:問診は、ベッドパートナー&患者本人のディープなプライバシーまで聞かないと本質はわからない
→ だって、睡眠中だから、寝ている最中は本人わからん…(当たり前っていえば、当たり前ですが…)
②知らぬ間の睡眠のトラブル①:交通事故、ちゃんと居眠りを意識して問診してます?
③知らぬ間の睡眠のトラブル②:眠剤を欲しがってER受診する人、自殺の高リスク患者って意識ありますか?
…などなど。
目から鱗を実体験しました!
え、実感しなーい…という方、是非読んでみてください。
管理人も今日の歓迎会で、研修医全員にオススメするくらいのおすすめ度です!
是非、多くの医療者に読んでほしい、本気でオススメの一冊!
日々是勉強!