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ブログ再開 コロナ禍で考える教育!

ブログ更新が途絶えて、早半年…

何人かに「ブログ再開しないんですか?」と言っていただきました。

ありがとうございます、励みになります!

ただ、ブログを書くこと自体は「目的」ではなく、「手段」であって、

自分がやりたいことって何だろう…と突き詰めていくと

このブログは、手段としてコスパが悪いので、

一旦寝かせておりました…

…が、しかし…??

次世代の教育システムにどう準備する?

風向きが変わったのは、この春から。

皆さんご存知のコロナ騒動です。

もちろん医療現場もいろいろな苦労があるのですが、

その中でも「どう未来を背負う医学生・研修医を次世代の教育スタイルでともに学ぶか」というのが大事な命題になりました。

医学生は病院実習ができず、研修医も十分な現場トレーニングがつめない

(診療科によっては患者さんの数が減った、逆に忙しくなりすぎてサポート不十分で現場にほうりこまれるなど両極端…)

という状況をよく見かけます。

個人的には「(過剰ではない)本来の医療ニーズ」に近づいていると考えているので、

この状況は基本的にはしばらく続く(or ずっと続くとすら個人的には考えています)と考えた方が良いでしょう。

ゆえに、この状況にフィットした医学生・研修医教育を考えねばなりません。

一方で、医療者自身も感染をしてはいけませんので、

流行地域では、ソーシャルディスタンスを意識し、場合によっては集合での勉強会が禁止されることも。

「学びを止めるな」が一部でキャッチフレーズになっていますが、医療現場もまさに同様です。

オンデマンドの自組織学習スタイルの構築を目指して

以前、亀田ファミリークリニック:岡田先生らの主催される、Faculty development:HANDS-FDFという通年セミナーでトレーニングを積みました。

医学教育をここで意識的に学んだのですが、

縁あって、ここのセミナーの修了生から1つステップをあげて、

講師を見習いでさせてもらっています。

さて、今年もこのHANDS-FDFというセミナーの見習い講師を春に

…という予定だったのですが、

このセミナーも例にもれず、コロナの煽りをくらって、実際に集合しての研修が実施困難になるということになってしまいました。

運営スタッフの方たちが、試行錯誤の上、秋にオンライン上で開催することになったのですが、それに伴って、ブログ主は、あるセッションをオンデマンド・レクチャーすることになりました。

「オンデマンド・レクチャー?!」という未知なことにチャレンジすることになったのですが、これが今まで得意でなかったことゆえ、色々な小さなトラブルの連続…、あぁ涙…。。

ただ、こういった話を他でしてみると、実は同じような悩みをもっている中堅以上の指導医がちらほらいました。

「次世代の教育システム作りのヒントはニーズがあるのでは?」と思い立ち、

そして、備忘録も兼ねて、ブログを再開しよう!と思い立った次第です。

そのため、しばらくのシリーズは「次世代の医師向けの(医療)教育のヒント」…いや、私の「教育に関連した試行錯誤/プチ失敗集」を共有することで

皆さんの貴重な時間を無駄にしないことに繋がるかと思ってつらつらと書いていきます。(故に、しばらくは医学的知識はしばらくブログに書く予定はありません、あしからず…)

さて、このシリーズどうなるか?!

日々是勉強!

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