デジタル情報収集の根拠
- 俊一 柴崎
- Nov 6, 2018
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昨日はデジタル情報集のコツのその1として
Evernote clipperのお話をしました。
今日は研修医含めた若手医師向けに
「そもそも医学知識はなるべく覚えないといけないのか?」
という話です。
結論からいうと
「緊急のことだけはスラスラ言える、実際に問題解決にまで知識が速やかに使える必要がある」けれど「非緊急の場合は、概要は覚えておくものの、詳細は調べるでOK」と管理人:柴﨑は考えています。
(この話を今の医学生にするのは心苦しいのですが…苦笑)
さて、そう考える根拠は
①大量なEvidence
②大多数が新陳代謝が早くて、すぐに変わる からです。
具体的にみてみましょう。
①pubmedで検索できる論文数は2017年単独で374337件です。
これは年々増加しています
(ちなみに2018年は11/6現在で377071件です)(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=medicine)
②EBMにおいてエビデンスのレベルが高いとされるメタ解析は、10年の間に57%が更新され、エビデンスの平均寿命は5.5年というデータ( Ann Intern Med. 2007 Aug 21;147(4):224-33)
これらを踏まえると
医師に求められる能力は
莫大な医学知識を覚える記憶力というよりは
莫大な医学知識から適切に必要なものを検索し、実臨床に応用する能力かなーと常々感じます。
(誤解のないように申し上げておきますが、全く医学知識を覚えなく良いという意味ではありません。検索したものが適切かどうかを判断するにはある程度の知識が必要ですし、何より緊急の場合には調べている時間がないはずですので)

Aiもどんどん進みますしね。
日々是修行。。