挿管のプロは”プログレ展開”?!
ABCの安定を極めると称して、お送りしています気道管理シリーズ
今日は救命士さんを中心に若手医師が主なターゲットです。
いざ、挿管の手順の解説を進めています。
以前ご紹介しましたとおり、、
藤田の救急総合内科教授:植西先生はワークショップで「サンタ前薬草ww」で覚えろ!と(冗談)
これからは完全に研修医、若手医師向けのお話です
(あと数回で薬のお話は終わる予定です、その他の職種の方はしばしお待ちを)
さん:酸素投与
た:体位
前:前投薬
薬:鎮静・RSIなら筋弛緩も
草:挿管
w(草):挿管が適切にされたかの確認
w(草):挿管後の管理
今日はいざ挿管!というお話です。
この挿管のところは「技術」なので、言葉にして伝えるのにそもそも限界があり、お手本をみて、自分でやり、フィードバックを受けて、またお手本をみて…のサイクルの繰り返しが最も効率よく習得できるかと思われます。
なので、お手本は?といわれれば…
当グループでは
研修医にyoutubeで予習をするようにと指導しています
いつもこの動画を使わせてもらってます
(教育用使用は自由にと記載していただいています、ありがとうございます)
https://www.youtube.com/watch?v=gZ12zDZtsls
基本的にはこの動画をみてもらいつつ、
練習をやり…でよいですが、さらに追記します。
初学者が喉頭展開するコツは「構造物を確認しながら」です。
…というのも、よくありがちなのは、
おもいっきり深く喉頭鏡をいれて「食道展開」しているということ
口蓋垂をみて、喉頭蓋をみて、そこからもちあげて…という順番を守れば、食道展開することなく、声帯がみえるはず!(progressive visualization)
https://aneskey.com/airway/
(このページのFigure 22.21以後です)
特に動画では、これがわかりやすいです
https://www.youtube.com/watch?v=AMRT0ybeURg
それでも声帯が見えないときは??
それはまた次回に!
日々是勉強!