冬に多い疾患?!
急に寒くなってきましたね
冬の到来…
医療者だと病院にこもることが多いので、
風景で季節を感じることが少なくなり…(あぁ、悲しきかな)
対応する患者さんの疾患で季節を感じることが時々あります。
さて、今日は、救命士さんや研修医向けです。
冬の代名詞?!である脳梗塞について。。
皆さんは脳梗塞はいつが多いと思いますか?
個人的には冬にやや多い実感でいましたが、
「いや、夏じゃない?脱水になるし」というご意見も。
調べてみると…
季節性についての過去の報告はバラバラなようです。
国循の報告では
疾患数自体は、季節差はあまり大きくないが、
重症の脳梗塞は28.5%と冬に多い
とのこと
私が「冬に脳梗塞が多い」と感じたのは、
重症な脳梗塞が印象に残っていて、
それにひっぱられて誤った判断をしたんでしょうね
利用可能性ヒューリスティックってやつです
(行動経済学を勉強すると、医療の見方が大きく変わると最近実感していますが、その辺の話はまた別の機会に。。)
さてさて、冬に重症が多い傾向な脳梗塞。
つまり治療として…”あれ”をやることが多くなる…かも?
その辺の話は明日以後に。
日々是勉強!