KYギャップ
インホス-プレホスの相互理解のお話を続けます
昨日までの話題はこちら
さて、インホスとしては、
救命士がどんな環境でトレーニングしているのか
どんな本が教科書として扱われているのかは
是非知るべきだと感じています。
…というのも、
お互いが理解できない/すれ違いの主因がそこにあると
日々感じているからです。
救命士の方々は、教科書として救急救命士標準テキストを
徹底的に覚えこむのだそうです。
管理人も買って、斜め読みをしましたが、
「ふむふむ」と思うところも結構あります。
…一方で、
え?!医学書/論文で最近言われている内容と結構ずれてる
=現場のDrの感覚とずれているという内容も正直結構あります。
管理人はこれを救命士標準テキスト(K)-医学書(Y?)ギャップ
名付けてKYギャップと勝手に読んでいます
(IをYに無理矢理変えてる…というつっこまれる空気をあえて読まずに…苦笑)
KYギャップの例えば1例を見てみましょう。
救命士テキストで、中枢と末梢のめまい鑑別はこう習うのだそう。
神経内科医を中心とした内科医や耳鼻科医からみると、
「ん?!」と思うところが正直あちこちにあります。
例えば性状、頭位の影響、既往歴…。
プレホスの人は「え?どこが問題?」となるかもしれません。
Drのこの辺りの頭の中身は明日以後開示していきますね、
お楽しみに。
日々是勉強!